【tab譜】24のカプリース 第24番(Paganini Caprice No.24)【ギター】
ニコロ・パガニーニ (Niccolò Paganini )
24のカプリース 第24番(Paganini Caprice No.24)
あまりにヴァイオリン演奏が上手いため、悪魔に魂を売り、演奏技術を手に入れたと噂された人。
目つきが鋭く、痩せていて肌が浅黒いことも、この「悪魔に魂を売った」という噂に貢献したらしいです。
0:52から。
2:49から「24のカプリース 第24番」の1のパートが組み込まれている、イングヴェイ・マルムスティーンの「Prophet Of Doom」。
イングヴェイのインタビューとかでパガニーニの名前を見たことある方も多いんじゃないかと。
2:59から。
2021年7月24日発売のアルバム「PARABELLUM」の「Wolves At The Door」にも、「24のカプリース 第24番」の1のパートが組み込まれている。
・・・前にやったの忘れちゃったのかな・・・?。
※ゲーム音楽のtab譜は下の再生リストから。
1
短い曲が12あってそれが「24のカプリース 第24番」という感じです。
全体的にマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー、ディミニッシュ、クロマチックとか、いわゆるネオクラシカルな曲が好きな人には理解しやすいかと思います。
2
省いてしまいましたが、ホントはほとんどの小節の頭に「ティロッ」ってコードトーンが2つ入る感じです。
ギターで弾くにはっていうことでスウィープで書いたんですけど、オルタネイトでキッチリ弾いた方が雰囲気が出る気がします。
3
レガートの練習になるようにしてみたんですが、弾きにくかったらやりやすいように、ピッキングを入れたりしてみて下さい。
4
一番シンプルなパート。
わざと4弦のみのポジションにしたのは、自然にスライドでメロディーが繋がるような感じになるっていう単純に好みでそうしてあります。書いてないですが音の長い所はヴィブラートを掛けた方がいいかな?と。
5
クロマチックのリズムに乗ったスライドを入れてはみたんですけど、音が途切れやすかったりするんで、適当にピッキング入れたりしてみて下さい。
キレイに弾くのがそうとうシンドイ気がしますが、フレーズの参考になるということでw。
6
手前の5と繋げて弾く場合は、最後の12Fをプリングで5弦開放鳴らして下さい。
このパートはネック上でベース音をピッキングして、それからタッピングする感じです。
この曲の中ではやれると一番面白いかもしれないパートかも?です。
7
4の次にシンプルなパート。
ロングトーン部分でヴィブラート掛けるとか、チョーキングヴィブラートに変えてみるとか好きにやってみるのがいいかと。
8
2段目以降はこのリズム通りに弾くのは、弦移動のせいで不可能だとは思うのでw。
弦移動の前の音を速めに弾いて、隙間を作るというか端折る感じになると思います。
ただ左手の瞬間移動的な練習には縦にも横にも動いていいんじゃないかな?ということで。
9
クリーントーンで弾くような感じになりましたと。
全部指弾きか、ピック+中指と薬指で弾く感じになると思います。
特に1段目は弾き辛い気もするのでその場合は適当に音を抜いてやりやすいようにやってみて下さい。
10
原曲のヴァイオリンの演奏は「ピチカート」(合ってる?)っていう奏法でピチピチ、ペチペチした音なんで似せるならミュート+強めにピッキングする・・・。
・・・とは言っても見ての通りな難易度なんで、基本オルタネイトでレガート入れたり、出来る所でスウィープ入れたりするしかない感じです。仕方ないね?。
11
難易度で言うと下から3つめぐらいのパート。
4、7と同様でロングトーン部分でヴィブラート掛けてみたりしてみて下さい。
12-1
ラストの12パート目です。3つに分割してあります。
6弦がミュートになっている小節は、6弦ピッキング、コードを中指、薬指で弾くつもりで書きました。
上昇スウィープ部分は1弦まで行った後、横移動でコードトーンを弾いていくわけですが、それなりのスピードで弾こうとすると、かなり難しいですよね・・・。
で、最後の小節で、Am、Eのスキッピングアルペジオ。
これも上昇2連続なんでなかなか。
12-2
手前の最後の2弦12Fから繋げるのがかなり無理があるので、適当に端折って頂いてw。
Am、A、Dm、G#dimの4小節×2です。
12-3
4小節間Aのアルペジオフレーズなんですが、1小節毎に1音ずつ増えます。
6連、7連、8連、9連。
速く、キレイにってなると難しすぎてハゲる。
・・・で最後、6弦5F、4Fのトリルから終わり。
ギターで弾くのは相当しんどい。
高難度だと思うんですが、フレーズ自体はトライアドの上昇、下降とか、スケールも耳慣れているものだと思うので理解はしやすいんじゃないかと。
ネオクラシカルな曲が好きな方のフレーズの参考にもなるとは思うんでいいのでは?
・・・ということで。
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